お知らせ

マスク生活の影響

乾燥と歯の健康

コロナ禍でのマスク生活が続く中、
多くの人がマスクを着用することが一般的となりました。
しかし、この新しい生活様式には意外な副作用が潜んでいます。
最近、口が乾くと感じる方が増えていませんか?

マスク着用と口の乾燥の関係

呼吸の乱れ:

マスクをつけることで、通常よりも呼吸が乱れがちになります。これにより口呼吸が増え、口の中が乾燥しやすくなります。

唾液の減少:

マスクの摩擦や息苦しさから、唾液の分泌が減少することがあります。
唾液は口の中の細菌を洗浄し、歯を守る重要な働きをしています。

飲み物の摂取不足:

マスクをつけていると、水分補給が十分にできないことがあります。
これが口の中の乾燥感を強める一因です。

口が乾くと歯にどんな影響が?

虫歯リスクの増加:

口が乾燥すると、唾液の殺菌作用が低下し、歯に付着した食べカスや細菌が増殖しやすくなります。
これが虫歯の原因となります。

口臭の悪化:

口の中が乾燥すると、細菌が異常繁殖し、口臭の原因となります。
清潔な歯磨きやうがいがより重要になります。

乾燥を防ぐために

こまめな水分摂取:

マスクを外した際にこまめに水分を摂りましょう。
特に乾燥の気になる季節や室内の乾燥した環境では積極的に水分補給が必要です。

適切な口腔ケア:

歯磨きやうがいを丁寧に行い、口の中を清潔に保ちましょう。
歯科定期検診も虫歯や歯周病の早期発見に役立ちます。

まとめ

マスク生活で口が乾くことは意外な健康リスクです。
しっかりとした口腔ケアと水分補給を心がけ、歯の健康を守りましょう。
不安や疑問があれば、いつでもお気軽にご相談ください。

投稿日:2023年12月23日  カテゴリー:お知らせ, 予防歯科