根の治療だけをしっかりやれば良いの?
根の治療(根管治療)をしっかりとやれば、
その後の土台や、修復物(被せ物)は
少しくらい、唾液が入ったり、
合わなくても、根の中にしっかりと
薬が入っていれば良いでしょうか?
その後の土台や、修復物(被せ物)は
少しくらい、唾液が入ったり、
合わなくても、根の中にしっかりと
薬が入っていれば良いでしょうか?
決してそんな事はありません。
根の中に詰めているものは、
単なるゴムです
ゴムには、細菌の進入を押さえる力はありません。
根の治療が終わっても
土台や被せ物がしっかりとしていないと
上から細菌が入り込み
再感染してしまいます。
これを、コロナルリケージと言います。
研究で、根の治療をしっかりしたが
上の被せ物はいまひとつだった場合では、
再感染してしまうそうです。
また、根の治療がイマイチですが
上の被せ物だけはしっかりと治療した場合も
再感染してしまったそうです。
AR:良好な修復処置
AE:良好な根管処置
IR:不適切な修復処置
IE:不適切な根管処置
IR/AE vs AR/IE どちらも大切ということです。
結局、どちらもしっかりと治療しなければ
再感染してしまうという事ですね。
投稿日:2015年12月16日 カテゴリー:歯内療法(根の治療)