お知らせ

歯の有効活用 移植

歯の治療をしても、どうしても保存不可能な歯があります

そんな時には、お口の中で

使っていない歯があれば

その歯を、有効活用出来る場合があります

特に、親知らずなどは

通常、咬合(噛み合わせ)に関与していない事が多いです

この親知らずを、抜いた歯の所に

植える事が可能です

そうすることにより、

歯を抜いた場合

通常は、取り外しの義歯や

接着するブリッジや

インプラントで治しますが

自分の歯を移植することにより

自分の歯で噛むことが可能になります

自分の歯には歯根膜というクッションのような物があり

噛んだときの、感触がわかります

では、移植の写真をご覧下さい

移植の写真

拡大して見ますと

移植の写真

お口の中の状態は

移植の写真

親知らずの前の歯は、根の治療を試みましたが

残念ながら、根に穴が開いてしまっていて

保存する事が出来ませんでした

親知らずは、埋まっていて、全く咬合に関与していません

保存不可能な歯

保存不可能で、抜歯となってしまいました

移植に用いる、親知らずの抜歯はとれも重要で

根の周りに付いている

歯根膜を保存しながら

抜歯するのがとても重要です

とても慎重抜歯していきます

親知らず 抜歯

綺麗に抜歯できました

歯根膜も綺麗な状態で抜歯できました

この親知らずを、一つ前の歯を抜いた場所に

移植していきます

ポスト デンタル

きれいに移植する場所に

親知らずが入りました

この時に、移植する歯に合わせて

抜いた場所を修正する必要があります

ポスト 口腔内写真

この後、しっかりと固定して

移植した歯がくっつくまで待ちます

これで、自分の歯で噛めるようになりますね

 

投稿日:2016年4月14日  カテゴリー:移植