疲労、溜まっていませんか?
「生体酸化」
疲労の第一歩は、生体の酸化です。
脳や筋肉などの細胞が活動する為には、酸素を使ってエネルギーを作らなければなりません。
その時に、正常細胞を傷つける活性酸素も発生してしまいます。
鉄が酸化すると錆びてしまいます。
活性酸素は、生体にとって錆を作る原因です。
通常は、睡眠や休息により元の蓄積していない状態に戻ります。
しかし、その錆を修復する為には、大きなエネルギーが必要です。
仕事が忙しかったりすると、活性酸素が大量に発生し
修復処理が追いつかずに、蓄積してしまいます。
活性酸素の蓄積で傷ついた細胞が増えると、免疫のシステムが察知すると
免疫細胞は特殊なタンパク質(サイトカイン)を分泌し
炎症を起こします。
疲労の原因は、生体の酸化→修復エネルギーの低下→慢性炎症というメカニズムです。
疲労を放置すると、老化を促進させるだけでなく
様々な生活習慣病を引き起こします。
酸化ストレスは、仕事の量や・内容に影響する為、
簡単に減らすことは出来ません。
抗酸化力をアップさせる事で、疲労を軽減・除去する事は可能です。
抗酸化力をアップさせる為には、サプリメントが有効です。
アスタキサンチン
脂浮きの改善→肌のキメ改善
シミの改善→メラニン産生抑制
シワの改善→皮膚細胞の保護
また、金沢大学の研究により
非アルコール性脂肪肝炎を抑制する事も分かりました。
アスタキサンチンにより脂肪肝も改善されます。
左:高コレステロールの餌を与えたマウスの肝臓
右:アスタキサンチンを混ぜた、高コレステロールの餌を与えたマウスの肝臓
上:脂肪沈着
下:繊維化
3大栄養素とは、糖質、脂質、タンパク質です。
これに身体の調子を整える働きのある、ビタミン、ミネラルを加えた物が5大栄養素です。
最近では、第6の栄養素として食物繊維が入っていますが、
7番目にファイトケミカルが入りました。
ファイトケミカルとは、もともと動植物が自らの身を紫外線や外敵から守る為に作り出す
色素、香り、苦みなどの化学成分です。
ファイトケミカルには、
赤ワインやブルーベリーの色素アントシアニン、
大豆のイソフラボン
ごまのセサミンなどのポリフェノール類
にんじんのβカロテン、温州ミカンβクリプトキサチン、とまとのリコピン
サケや化に殻のアスタキサンチンなど
動植物の色素成分であるカロテノイド類
しょうがのジンゲロール、柑橘類のリモネンなどの香気成分
これらは、抗酸化力、免疫力アップ、抗菌、抗炎症、抗アレルギー、抗がんなど多岐にわたっています。
その中でも、自然界で最も強力な抗酸化素材と言われている天然アスタキサンチン
これを高濃度に蓄積するヘマトコッカスという藻から生成した、
植物性のアスタキサンチンを使用した。
アスタリール
これにより、疲労を除去し、
老化の防止に努めましょう。
投稿日:2016年1月19日 カテゴリー:アンチエイジング, サプリメント外来, 栄養療法