インプラント治療
デジタルで手にする自然な笑顔、宮原・日進の住宅地に根ざす患者に寄り添ったインプラント治療
現在こんな症状ありませんか?
現在、「一部もしくは全ての歯を失っている」または「歯を残すことが困難な状態」にある方は、以下の症状がございませんか?
- 虫歯
- 歯周病
- 歯根破折
- 根尖性歯周炎
- 先天性欠如
- 外傷
歯の喪失によって起きる障害は?
歯が失われている場合、以下のような障害が生じています。これらは歯の欠損が原因となり、患者の口腔内健康に影響を及ぼします。
- 咀嚼機能の低下: 食事や味の十分な享受が難しくなります。
- 他の歯への負担: 周囲の歯に余分な負担がかかり、問題を引き起こす可能性があります。
- 審美的な悪影響: 見た目が損なわれ、自信や生活の質に影響を与えることがあります。
- 腔内清掃の難しさ: 歯がない部分は清掃が難しく、歯周病やむし歯のリスクが高まります。
- その他の機能障害: 歯が欠損することで会話に支障が出たり、口腔内の機能が低下する可能性があります。
これらの問題は、インプラント治療などの補綴手段を検討する動機となります。
歯の喪失を補う手段は主に3つあります
インプラント治療以外の補綴治療も提供しています。入れ歯やブリッジなど、患者様のニーズに合わせた選択肢をご提案いたします。 歯を補う方法には、以下の3つあります。
- ブリッジ治療
- 入れ歯(可搬性義歯)治療
- インプラント治療
※ブリッジ治療と入れ歯治療は、どちらも健康な歯を利用して失われた歯を補う方法です。この方法では利用される健康な歯に負担がかかります。
ブリッジ治療
歯が失われている場所の近くにある歯を「柱」として、固定式の人工歯を装着する方法です。
長所
- 治療期間が短い(1~2か月)。
- 一部の医療材料には健康保険が適用可能。
短所
- 近くの健康な歯を削る必要があり、失われた歯の数によって削る本数が変わります。
- 「柱」となる歯への負担(噛む力など)が増加し、十分な清掃が難しくなり、むし歯になりやすくなります。
入れ歯(可搬性義歯)治療
取り外し可能な人工歯を装着する方法です。
長所
- 治療期間が短い(1~2か月)。
- ブリッジよりは健康な歯を削る範囲が少ない。
- 一部健康保険が適用になります。
短所
- 人工歯に使用される金具が見えて、見た目が悪いことがあります。
- 歯肉で支えるため、安定感が不足し、進めなかったり違和感を感じることがあります。
- 金具の影響で健康な歯に負担がかかり、むし歯になる可能性があります。
インプラント治療とは
インプラント治療は、金属(主にチタンやチタン合金)でできた人工歯根(インプラント体)を歯が失われた部位の歯槽骨に埋め込み、そこにアバットメントと呼ばれる連結機器を使用して人工歯を含む上部構造を装着する治療法です。他の健康な歯を傷つけずに、失われた歯の部位だけを治療することができます。
インプラント治療の長所と短所
長所
- 通常、健康な歯を傷つけることはありません。
- 固定式の人工歯を作ることができます。
- 他の健康な歯に負担がかかりません。
短所
- 外科処置が必要で、骨にインプラント体を埋め込むために手術が必要です。場合によっては骨移植など2.が必要です。
- 手術を行う前にレントゲン検査やCT検査、血液検査などの検査が必要です。
- 治療期間は通常長期にわたり、インプラント体と骨が統合するまでに数か月かかります。
- 原則として健康保険は適用されず、全額自己負担が必要です。
インプラント治療の流れ
第1段階: インプラント体の埋入手術
患者さんのあごの骨にインプラント体を埋め込むための手術が行われます。
第2段階: 上部構造の装着
埋め込まれたインプラント体の上に、あらかじめ製作した人工歯を含む上部構造が取り付けられます。
定期的なメインテナンス
- 上部構造を装着した後も、効果を維持するためには定期的なメンテナンスが必要です。
- インプラント治療はこれらの段階から成り立っており、患者さんの個々の状態に応じて計画されます。
カウンセリング
患者さんのお口の悩みをお聞きし、インプラント治療について説明します。
CT/口腔内の状態をスキャン、診査
患者さんの顎の骨の状態、お口の状態の検査をします。
治療計画の説明
検査をもとに治療計画を立て説明します。
インプラント埋入手術
インプラント体を埋め込む手術をします。患者さんによっては骨移植などのオプションの手術も同時に行います。
治療期間
インプラント体が患者さんのお口に結合するまで待つ時間です。WAITING TIME
二次手術
インプラント体の頭を出す手術を 行います。患者さんによりますが、骨量や骨質によって必要な場合があります。
上部構造(被せ物)の型取りと完成
インプラントの上に被せる歯の型を取り、装着します。
定期健診、メインテナンス
術後は定期健診で問題が起きないようメインテナンスしていきます。
インプラント治療の費用
使用するインプラント体や上部構造(上に被せる人工歯)の材料によって異なります。
インプラント埋入手術料金、上部構造装着料金、1本あたり40万円〜
別途、画像検査料、薬剤料、メインテナンス料金がかかります。ただし、検査結果によってインプラント(人工歯根)を埋め込む本数と、上部構造の装着歯数が異なる場合があります。
治療を進めるにあたり検査を行います
インプラント治療を検討される際、患者さんの骨の状態(骨の量と質)、噛み合わせ、全身状態などによっては、治療が適切でない場合があります。これらの要因を確認するため、患者さんには所定の検査が必要です。
骨の状態の確認
インプラント体を埋め込むためには、あごの骨の状態が重要です。骨の量と質を確認する検査が行われます。
噛み合わせの評価
正確な噛み合わせは治療の成功に不可欠です。患者さんの噛み合わせ状態を確認するための検査が行われます。
全身状態の評価
インプラント治療が患者にとって安全かつ適切な選択であるかどうかを確認するため、全身の状態に関する情報も収集されます。
治療プランの決定
上記の検査結果を踏まえ、埋め込むインプラントの本数や場所など、具体的な治療プランが患者さんに合わせて決定されます。
これらの検査は、患者さんの身体状況や病状に関する詳細な情報を得るために行われ、最適な治療を提供するために不可欠です。
検査ごとにみる必要性や問題点について
口腔内スキャナー
口腔内スキャナーにより、上下の歯型を取ります。
理由または必要性
残っている歯の状態や歯肉の状態、インプラントをする部位の顎の状態を評価し、将来回復すべき歯冠形態をワックスでシミュレーションする為に必要になります。
予想される問題点
外科的な侵襲を伴うものでない為、格別問題等を生じる恐れはありません。なお、採得された歯型や撮影されたデータは、患者さんの個人情報として厳重に保管するとともに、治療の為に利用します。
CT撮影
理由または必要性
CT撮影を行うことで、理想的と考えられる歯の下に顎の骨がどれだけあるかを正確に計測することができます。
予想される問題点
CT撮影に伴って、一定量の被爆が生じます。
シミュレーション精密診断
CT撮影データを専用シミュレーションソフトで解析し、あごの量や骨質を評価するインプラント治療のシミュレーションが行われます。
理由または必要性
骨移植の必要性や手術時の留意点を明確にし、安全性を確保します。サージカルガイド製作により、より精密な手術計画が可能となり、手術の安全性が向上します。
予想される問題点
非侵襲的な手法であるため、特に問題が生じるおそれはほとんどありません。患者の個人情報は厳重に保管され、治療目的以外での利用は行われません。
オプションで行う治療について
上顎洞底挙上術
上あごの骨が少ない部位に対して、鼻(上顎洞)の粘膜を持ち上げて、骨移植を行う処置です。
骨移植術
インプラントを支えるためには十分な骨が必要です。骨が細い部位に対して、インプラ ントの周囲に人工の骨もしくは別の部位 (親知らずがあったところ) から骨を採取して、 骨を造成する処置です。 骨移植のみ(骨の幅が細すぎてインプラントをインプラント埋入+骨移植 同時に埋入できない場合)術後の管理について
- 通常、翌日ごろまで痛みや出血があります。なお、内出血は2週間程度続きます。また、 2~3日後には患部や顔に腫れがみられます。これらは時間の経過とともに軽快していきます。
- 患部に外力が加わらないよう、くれぐれも注意してください。 術後しばらくの間は、患部が腫れているのと埋め込んだインプラント体が不安定な状態にあります。それゆえ、患部に外力が加わると、インプラント体が動いてしまいます。 この関係で、○日程度は、入れ歯の使用はおやめください。
- 抜糸は1~2週間後を予定しています。ただ、患部の状態等により、遅れることがあります。
治療変更の可能性について
手術及び、治療の過程における口腔内の変化や残存歯の状態や、全身状態や骨量等に変更が生じた場合には、必要に応じて以下の変更を行うことがあります。また、これに伴って医療費が増減することがありますので、あらかじめご了承ください。
- 改めて(再)検査等を行う
- 手術内容を追加または変更する
- 用いる医療材料(インプラント体や移植材料)を変更する
- 人工歯(上部構造)の本数や材料、補綴装置の装着方法を変更する
治療を終えてからのメインテナンスが大切です
インプラント治療は一生続くケアが必要です。治療が終わっても、口腔内の清掃が不十分などの理由で歯周病のような症状(インプラント周囲炎)が発生し、それが進行すると人工歯が抜ける可能性があります。また、全身の病状の変化や薬の変更、生活スタイルの変化などにより、治療効果に悪影響が生じることもあります。
そのため、患者さんは治療が終わった後も、定期的に(3~6か月に1回程度)歯科医院を受診し、インプラントの状態を確認するなどのメインテナンスを受ける必要があります。メインテナンスの必要な期間は個人差があり、患者さんの全身状態、喫煙の有無、口腔内の清掃状態などによって異なります。